猫のシステムトイレのシートは代用できる!失敗しないサイズ選びと敷き方のコツ

猫のシステムトイレ用シートは純正品だとコストが気になりますが、市販のペットシーツなどで代用可能です。ただし、本来の設計とは異なるため、尿の吸収力やサイズの不一致から漏れやニオイが発生するリスクがあります。代用を成功させるための注意点と、適切な選び方について詳しく解説します。

目次

猫のシステムトイレのシートは代用できるが吸収力とサイズが合わないと失敗しやすい

システムトイレは二層構造になっており、下のトレーに敷くシートが尿をしっかり受け止める役割を果たします。純正シートは1週間分を吸収することを前提に設計されていますが、代用品として一般的なペットシーツを使う場合は、その特性の違いを理解しておくことが重要です。

純正以外でも使えるがズレと漏れが起きやすい

純正のシートは、各メーカーのシステムトイレ専用トレーにぴったり収まるサイズで作られています。一方で、代用品としてよく使われる犬用のペットシーツは「レギュラー」や「ワイド」といった規格サイズが中心です。猫用トイレのトレーの寸法と完全に一致することは稀で、どうしても数センチの過不足が生じます。

サイズが小さいと隙間から尿がトレーに直接漏れてしまい、トレーの洗浄が必要になるだけでなく、強烈なニオイの発生源となります。逆にサイズが大きすぎると、トレーの中でシートがたわんだり、端がめくれ上がったりして、引き出しが閉まらなくなることがあります。また、たわんだ部分におしっこが溜まり、逆流や漏れの原因になることも少なくありません。代用品を使う際は、自分の使っているトイレのトレーサイズを正確に測り、できるだけ近いものを選ぶか、端を折るなどの調整が必要です。

シートの厚みで尿の広がり方が変わる

シートの厚みは、吸収スピードと保水量に直結します。純正シートは薄型であっても高密度の吸収ポリマーを使用しており、1箇所に集中して落ちてくる尿を効率よくその場で固める力があります。一方で、安価な薄型の代用シーツはポリマーの量が少なく、尿が横に広がりやすい性質を持っています。

尿が横に広がると、シートの端までおしっこが到達してしまい、そこから吸いきれなかった分が外へ漏れ出すリスクが高まります。特に、いつも同じ場所におしっこをする癖がある猫の場合、1箇所への負荷が大きくなるため、薄型シーツではすぐに限界を迎えてしまいます。代用品を選ぶときは、多少厚みのあるタイプを選ぶか、吸水性の高い素材が使われているものを選ぶことで、尿の広がりを抑えて漏れを防ぐことができます。

消臭力は素材と乾きやすさで差が出る

猫の尿は非常に成分が濃く、時間が経つほどアンモニア臭が強くなります。純正シートには強力な消臭剤や抗菌剤が配合されており、1週間放置してもニオイを抑える工夫がされています。一方、安価な代用シーツは、1回の排泄ごとに交換することを想定しているため、長時間の消臭機能は控えめなことが多いです。

シートが常に湿った状態だと、雑菌が繁殖してニオイが悪化します。代用品で消臭力を補うためには、活性炭入りのシートや抗菌仕様のものを選ぶのが一つの手です。炭の力でニオイを吸着してくれるタイプは、締め切った室内でも比較的快適に過ごせます。また、速乾性に優れた素材であれば、表面がさらさらに保たれるため、ニオイの拡散を抑えることができます。素材の特性を見極めることが、代用シート生活の快適さを左右します。

代用品は交換頻度を前提にすると扱いやすい

代用シートを成功させる最大のコツは、純正品と同じ「1週間放置」を目指さないことです。多くの代用品は、コストを抑える代わりに頻繁な交換を前提としています。無理に長く持たせようとすると、ニオイや漏れの問題に直面しやすいため、1〜2日に1回といった短いスパンで交換する運用に切り替えましょう。

頻繁に交換することで、常に清潔な状態を保てるだけでなく、おしっこの色や量の変化を毎日チェックできるという健康管理上のメリットも生まれます。1枚あたりの単価が安い代用品であれば、毎日取り替えても純正品より安く済むケースがほとんどです。清潔さを重視し、こまめなメンテナンスを厭わない方であれば、代用品は非常に合理的で経済的な選択肢となります。

猫のシステムトイレで代用しやすいおすすめアイテム

純正シートの代わりに使えるアイテムは多岐にわたります。コストパフォーマンスを重視するものから、吸収力を重視するものまで、用途に合わせたおすすめの代用アイテムをご紹介します。

ペット用の薄型トイレシーツ(カットして敷きやすい)

もっとも手軽で安価な代用品です。多頭飼育で交換頻度が高い場合や、コストを最小限に抑えたい時に重宝します。

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薄型はハサミでカットしやすいため、トレーのサイズに合わせて微調整ができるのがメリットです。尿の広がりやすさを考慮して、こまめに交換するスタイルの飼い主さんに最適です。

厚型トイレシーツ(吸収量を増やして漏れを防ぎやすい)

薄型よりもポリマー量が多く、しっかりとした厚みがあるタイプです。尿の逆戻りを防ぎたい場合に向いています。

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厚型であれば、1日〜2日程度の放置でも十分に尿を受け止めることができます。純正品に近い安心感を求めつつ、コストを下げたい方におすすめです。

人用の尿取りパッド(ズレにくく吸収が強いタイプがある)

意外な代用品として、介護用や女性用の尿取りパッドを敷く方法もあります。人間用に設計されているため、吸収力と消臭力は非常に高いです。

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裏面にズレ防止のテープが付いているタイプが多く、トレーに固定しやすいのが利点です。ただし、形状が特殊な場合があるため、配置の工夫が必要です。

防水シート・ペットシーツ下敷き(トレー汚れを減らせる)

シートそのものだけでなく、トレーを汚さないための補助アイテムとして防水シートを活用しましょう。

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アイリスオーヤマ 防水シーツ(使い捨てタイプ)シーツの下に敷くことで、万一の貫通漏れをガードhttps://www.irisohyama.co.jp/

代用シーツが破れたり、吸収しきれなかったりした際に、トレーが汚れるのを防いでくれます。掃除の負担を減らすための保険として非常に有効です。

ずれ防止テープ(シートのめくれを防ぎやすい)

代用シーツがトレーの中で動いてしまうのを防ぐための専用テープです。

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これをトレーの四隅に貼っておくだけで、シートの端がめくれ上がるのを防げます。サイズが合わない代用品を使う際の必須アイテムです。

ゴミ袋・消臭袋(交換後のニオイ対策がしやすい)

代用シートは頻繁に捨てることになるため、使用済みシートのニオイを封じ込める袋も用意しておきましょう。

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ゴミ箱から漂うアンモニア臭を防ぐために欠かせません。代用シート特有のニオイ問題を解決してくれます。

トイレ下マット(万一の漏れでも床を守りやすい)

トイレの下に敷くマットは、不測の事態からフローリングを守る最後の砦となります。

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トレーから尿が溢れてしまったとき、床が濡れるのを防ぎます。代用品を使う上での安心感を高めてくれるアイテムです。

代用シートを快適に使う敷き方とトラブル対策

ただシーツを置くだけではなく、敷き方を工夫することで代用品の弱点を補うことができます。漏れやズレを最小限に抑え、純正品に負けない使い勝手を実現するためのテクニックをご紹介します。

トレーのサイズに合わせてはみ出しをなくす

代用シーツを敷く際、もっとも避けたいのがトレーからはみ出したり、逆に隙間ができたりすることです。まずはトレーの底面サイズを正確に測り、シーツがそれより大きい場合はハサミでカットするか、正確に折り込みましょう。

はみ出した部分がトレーの枠に挟まると、毛細管現象で尿が外に吸い上げられてしまうことがあります。逆に隙間があると、尿がダイレクトにプラスチック面に落ちてしまい、ニオイが染み付く原因になります。シーツの吸収面がトレーの底面をくまなく、かつ平らに覆っている状態を作ることが、代用成功の第一条件です。

角を折って固定するとズレと逆流を防げる

サイズの大きいシーツを折って使う場合、単に重ねるのではなく、四方の角を数センチ「堤防」のように折り曲げて立てるのがおすすめです。こうすることで、万が一尿がシートの端まで流れていっても、折り返した部分が壁となり、トレーの外へ溢れ出すのを食い止めてくれます。

また、折った部分をトレーの四隅にしっかり押し込むことで、引き出しを出し入れした際や、猫がトイレの上で動いた衝撃でのズレを防げます。ズレが起きなくなれば、漏れのリスクも格段に下がります。少し大きめのシーツを、あえて「折り曲げ代」として活用する手法は、代用シートを快適に使うための非常に効果的なテクニックです。

交換の目安は重さとニオイで判断する

代用シートの交換時期は、見た目だけでなく「重さ」と「ニオイ」で判断しましょう。ポリマーが尿を吸収すると、シートはずっしりと重くなります。特に薄型の代用品は、吸収限界を超えると表面に尿が浮き出し、猫の足濡れやトレーへの逆流を招きます。

朝夕の掃除の際に、一度トレーを引き出して軽く持ち上げ、重みを感じるようなら早めに交換してください。また、鼻を近づけて少しでもアンモニア臭を感じたら、たとえ吸収余力があっても交換すべきタイミングです。ニオイが一度室内に広がってしまうと消すのが大変なため、先回りして交換することが、清潔な室内環境を保つ秘訣です。

おしっこの量が多い猫は厚型と頻回交換で対応する

猫によって1日のおしっこの量は異なります。また、多頭飼いの場合は1台のトイレにかかる負荷が非常に大きくなります。おしっこの量が多い家庭で安価な薄型シーツを代用すると、数時間で飽和状態になり、トレーがびしょ濡れになってしまうことがあります。

尿量が多い場合は、迷わず厚型の強力吸収タイプを選んでください。厚型であれば、1回の排泄量が多くても素早く吸収し、周囲への広がりを最小限に抑えられます。さらに、仕事から帰宅した際や就寝前など、決まったタイミングでこまめにチェックし、汚れていれば即交換するルーチンを確立しましょう。厚型と頻繁なケアを組み合わせることで、代用品であっても漏れ知らずの清潔なトイレを維持できます。

猫のシステムトイレのシート代用ポイントまとめ

猫のシステムトイレ用シートは、適切なアイテム選びと敷き方の工夫次第で、十分に代用が可能です。もっとも大切なのは、使用するトレーのサイズにしっかりと合わせること、そして尿の吸収量に合わせた適切な厚みのシーツを選ぶことです。

代用品は純正品ほどの長期保存力はありませんが、こまめに交換することで、ニオイや漏れの問題はクリアできます。1〜2日に1回の交換を習慣にすれば、衛生面を高く保ちながら、コストを大幅に抑えることができます。便利な滑り止めテープや消臭袋などの補助アイテムも活用し、愛猫と飼い主さん双方が快適に過ごせるトイレ環境を作っていきましょう。“`

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この記事を書いた人

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