猫の頭を撫でると上を向く理由は?信頼のサインや喜ぶ撫で方のコツを紹介

猫の頭を優しく撫でているとき、猫がぐいっと顎を上げて上を向くことがあります。この可愛らしい仕草には、実は猫の深い信頼や「もっと撫でて」というポジティブなメッセージが隠されています。猫がどのような気持ちで上を向くのか、その理由や喜ぶ撫で方のコツを詳しく紹介します。

目次

猫の頭を撫でると上を向くのは気持ちよさと信頼のサインになりやすい

猫が頭を撫でられて上を向く動作は、基本的にリラックスして心を開いているときに見られます。猫の顔周りには自分のにおいを出す臭腺が集中しており、そこを撫でられることは猫にとって非常に心地よい体験です。上を向いて無防備な喉元を見せるのは、飼い主さんを心から信頼している証拠といえます。

顎が上がるのは撫でてほしい場所を伝えていることがある

猫を撫でているときに顎がすっと上がるのは、「そこをもっと撫でてほしい」という意思表示であることが多いです。猫の顎の下や喉元は、自分では毛づくろいがしにくい場所です。そのため、飼い主さんが優しく触れてくれるのを非常に喜びます。顎を上げることで、撫でてほしい面積を広げ、飼い主さんの手に自分を委ねている状態です。

また、顔周りにはフェロモンを分泌する場所があり、そこを刺激されることで猫は安心感を得ます。飼い主さんの手に自分のにおいを付けたいという欲求も含まれているため、顎を擦り付けるような動きを伴うこともあります。この反応が見られたときは、猫が「最高の気分」を感じているサインです。指の腹を使って、顎のラインに沿ってゆっくりと撫でてあげると、さらに喉を鳴らして喜んでくれます。

目を細めるならリラックスしている可能性が高い

撫でている最中に猫が上を向きながら目を細めたり、ゆっくりと瞬きをしたりするのは、深いリラックス状態にあることを示しています。猫にとって目を閉じる、あるいは細めるという行為は、周囲に警戒する必要がないと感じているときにしか行いません。特に上を向いて喉元をさらしながら目を細めるのは、最大級の信頼の証です。

猫の視界から外れる頭頂部や顔周りを撫でられても動じないのは、飼い主さんが自分に危害を加えないと確信しているからです。このとき、猫の表情が柔らかくなり、呼吸が穏やかになっているはずです。猫が目を細めてうっとりしているときは、無理に動かさず、猫が満足するまでその穏やかな時間を共有してあげてください。飼い主さん自身もゆっくりと瞬きを返してあげると、猫との絆がより一層深まります。

頭突きしてくるなら甘えたい気分のことが多い

撫でているときに猫が頭をぐいぐいと押し付けてきたり、頭突き(スリスリ)をしてきたりするのは、甘えたい気持ちが非常に高まっているサインです。これは「アフィリエイティブ・ビヘイビア(親和的行動)」と呼ばれ、親しい仲間に自分のにおいを付けることで仲間意識を確認する大切なコミュニケーションです。

猫が上を向きながら頭をぶつけてくるのは、撫でられるのをただ受け入れるだけでなく、自分からも積極的に触れ合いたいという強い親愛の情を表しています。この仕草が見られたときは、猫の要求に応えてたっぷりと愛情を注いであげましょう。頭から首筋にかけて、猫の力加減に合わせるようにして撫でてあげると、猫は自分が受け入れられていると感じて満足します。

反対に耳やしっぽで嫌な気持ちも出やすい

どんなに気持ちよさそうに上を向いていても、猫の気分は変わりやすいものです。撫でている最中に、耳が横に寝てくる(イカ耳)ようになったり、しっぽをパタパタと激しく振り始めたりしたときは注意が必要です。これは「愛撫誘発性攻撃行動」の前兆かもしれません。気持ちよさが一定ラインを超えてしまい、刺激が強すぎると感じ始めたサインです。

上を向いているからといって、いつまでも撫で続けていると、突然噛み付いたり引っ掻いたりしてくることがあります。これは猫が「もう十分です」と伝えている合図です。猫の表情だけでなく、しっぽの動きや耳の向きを常に観察し、少しでもイライラした様子が見られたら、すぐに手を止めてあげることが大切です。引き際を心得ておくことで、猫は「この人は自分の気持ちをわかってくれる」と、より信頼を寄せるようになります。

猫のなでなで時間が心地よくなるおすすめアイテム

撫でる時間をより豊かにし、猫の健康維持にも役立つアイテムを紹介します。猫の好みに合わせた道具を使うことで、触れ合いの時間がさらに楽しみなものになります。

ラバーブラシ(短時間で毛が取れて触れ合いになりやすい)

柔らかいシリコンやゴム製のブラシは、撫でるような感覚でブラッシングができるため、ブラシが苦手な猫にも受け入れられやすいアイテムです。

商品名特徴公式サイトURL
KONG ズームグルームマッサージ効果が高く、抜け毛をしっかり吸着するhttps://www.kongcompany.com/

皮膚を傷つけにくい素材なので、顔周りのマッサージにも適しています。短時間で効率よく毛を整えられるため、猫が飽きる前にケアを終えられます。

スリッカーブラシ(抜け毛が多い時期のケアに使いやすい)

細いピンが密集したスリッカーブラシは、換毛期のアンダーコートをしっかり取り除くのに役立ちます。

商品名特徴公式サイトURL
リッチェル スリッカーブラシ持ちやすく、猫の肌に優しいピンの形状を採用https://www.richell-shop.jp/

優しく撫でるように使うことで、毛玉の発生を防ぎます。力を入れすぎないのが、猫に嫌われないコツです。

グルーミンググローブ(撫でる延長でブラッシングできる)

手袋の形をしたブラシなら、撫でる動作そのままで全身のケアが可能です。道具を怖がる猫に最適です。

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グルーミンググローブ(汎用品)手のひらの凹凸で毛を絡め取り、マッサージもできる

指先まで動かせるため、猫が喜ぶ顎の下や耳の後ろなどの細かい部分も、撫でながらきれいにできます。

ねこ用おやつ(触れ合いのごほうびに使いやすい)

撫でる時間とおやつを結びつけることで、触れ合いをよりポジティブな記憶に変えることができます。

商品名特徴公式サイトURL
CIAO ちゅ〜るペースト状で与えやすく、水分補給にもなるhttps://www.inaba-petfood.co.jp/

撫でた後に少しずつ与えることで、「撫でられる=良いことがある」と学習してくれます。コミュニケーションのきっかけに便利です。

猫用爪とぎ(気分転換の場所を作りやすい)

撫でられて興奮した猫が、気持ちを落ち着かせるために爪を研ぐことがあります。そばに置いておくと安心です。

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エイムクリエイツ ガリガリディスク円形で猫が入り込みやすく、リラックスできるhttp://www.aimcreate.jp/

爪とぎの最中に声をかけたり、軽く背中を撫でたりすることで、猫にとっての安心できる居場所になります。

ふわふわブランケット(安心できる定位置になりやすい)

猫が好む柔らかな素材のブランケットの上は、撫でる場所として理想的です。

商品名特徴公式サイトURL
ペット用ふわふわ毛布(汎用品)保温性が高く、猫がリラックスして上を向きやすい

ブランケットの上で揉み揉みをするような仕草が見られたときは、リラックス度が非常に高く、撫でるのにも最適なタイミングです。

上を向く反応を引き出す撫で方と嫌がるサインの見分け方

猫が喜んで上を向くような反応を引き出すには、場所とリズムが重要です。猫のペースを守りながら、心地よい刺激を与えることで、より深いコミュニケーションが可能になります。

撫でる場所は額から耳の付け根が好まれやすい

猫がもっとも喜ぶ場所の一つが、額から耳の付け根にかけてのエリアです。ここにはにおいを出す腺があるため、自分のにおいを広げたいという欲求を満たすことができます。指の腹を使い、額の中央から耳に向かってゆっくりと流すように撫でてみてください。

猫が目を細め、少しずつ顔を上に向けてくるようなら、正解の場所です。また、耳の後ろを親指と人差し指で軽く揉むようにするのも効果的です。多くの猫がこの場所を撫でられると、顎を突き出すようにして上を向きます。猫が自分から「ここだよ」と顔を押し付けてくる位置を探り当てることが、喜ばれる撫で方の第一歩です。

力は弱めで一定のリズムにすると落ち着きやすい

猫を撫でるときは、「フェザータッチ」と呼ばれるような、羽毛で触れるくらいの優しい力を意識してください。強すぎる刺激は、猫にとって不快感や痛みを感じさせる原因になります。また、リズムを一定に保つことも重要です。ゆっくりとした一定のテンポで撫で続けることで、猫は次の刺激を予測でき、より深くリラックスできます。

人間がマッサージを受けるときと同じように、急にリズムを変えたり、激しく動かしたりすると猫は驚いてしまいます。猫の呼吸に合わせて、ゆっくりと手を動かすようにしましょう。猫が喉を「ゴロゴロ」と鳴らし始めたら、そのリズムが心地よいという合図です。静かな環境で、猫の反応を見ながら丁寧に撫でる時間を楽しんでください。

途中で止めて猫から近づくかを見ると分かりやすい

猫が本当に撫でられたがっているのかを確認するために、一度手を止めて様子を見る「同意確認」を行いましょう。撫でている途中でふっと手を離したとき、猫が顔を手に押し付けてきたり、前足で引き寄せようとしたりするなら、まだ撫でてほしいというサインです。このとき、多くの猫が期待を込めて上を向きます。

逆に、手を止めたときに猫がそのまま毛づくろいを始めたり、別の場所へ移動したりしたときは、「満足した」という合図です。この方法を繰り返すことで、猫の「やめてほしいタイミング」を正確に把握できるようになります。猫の自律性を尊重する姿勢が、飼い主さんへのさらなる信頼に繋がり、結果として猫が自分から上を向いて甘えてくるようになります。

しっぽを強く振るときは一度やめて距離を取る

猫のしっぽは感情のバロメーターです。犬とは異なり、猫がしっぽを大きく左右に振ったり、床をパタパタと叩いたりしているときは、イライラや興奮が高まっている証拠です。たとえ顔が上を向いていても、しっぽが激しく動いているなら、すぐに撫でるのをやめてください。

そのまま撫で続けると、猫がパニックになったり、不快感から攻撃してきたりする恐れがあります。猫との良好な関係を保つためには、しつこくしないことが鉄則です。「もっと撫でてほしい」というサインと「もうやめて」というサインは紙一重であるため、常に全身の動きに気を配りましょう。猫が一度離れたら追わずに見守ることで、猫は「この人の前では無理をしなくていい」と安心し、再び甘えに来てくれるようになります。

猫が頭を撫でると上を向く理由のまとめ

猫が頭を撫でられて上を向くのは、顎の下などの自分では届かない場所を撫でてほしいという欲求と、飼い主さんへの深い信頼が重なり合った仕草です。喉元をさらけ出し、目を細める姿は、猫が心からリラックスしている証拠といえます。

喜ぶポイントである額や耳の周りを、優しい力と一定のリズムで撫でてあげることが大切です。また、猫のしっぽや耳の動きから「満足したサイン」を読み取り、適切なタイミングで手を引くことで、猫との絆はより強固なものになります。便利なケアアイテムも活用しながら、愛猫との心地よい触れ合いの時間を大切に育んでください。“`

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この記事を書いた人

ペットは一緒にいるだけで心がやすらぐ存在ですよね。犬や猫、小動物や観賞魚を中心に、しぐさの意味や、フードやケア用品の選び方、季節ごとの過ごし方など分かりやすく紹介します。かわいさに癒されながら、毎日が少しラクになるヒントが増えるサイトを目指しています。ペットとの時間がもっと愛おしくなるきっかけを増やしたいです。

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