猫がぬいぐるみを持ってくる!甘えたい心理や本能を活かした遊び方のポイント

愛猫が自分のお気に入りのぬいぐるみを口にくわえて、足元まで運んでくる姿はとても愛らしいものです。この行動には、飼い主さんへの親愛の情や、猫ならではの野生の本能が深く関わっています。猫が何を伝えたがっているのかを知ることで、愛猫との絆をさらに深めることができます。

目次

猫がぬいぐるみを持ってくるのは遊びの誘いと狩りの本能が混ざった行動になりやすい

猫がぬいぐるみを運ぶ背景には、野生時代の名残である狩猟本能と、飼い主さんとのコミュニケーションを求める心理が複雑に絡み合っています。ただのイタズラではなく、猫なりの真剣なメッセージが含まれていることが多いのです。それぞれのシチュエーションから、猫の気持ちを読み解いていきましょう。

飼い主に構ってほしくておもちゃを運ぶことがある

猫がぬいぐるみを運んでくる最も一般的な理由は、飼い主さんに「遊んでほしい」というアピールをしているためです。口におもちゃをくわえて持ってくるのは、人間でいえば「これで遊ぼう」と誘っている状態と同じです。特に、飼い主さんがリラックスしている時や、帰宅した直後など、猫が甘えたいタイミングで見られることが多い傾向があります。

猫は非常に賢い動物なので、一度おもちゃを運んで飼い主さんに遊んでもらった経験があると、「これを持っていけば構ってもらえる」と学習します。足元にポトンとおもちゃを落とし、期待に満ちた目で見つめてくる場合は、短い時間でも良いのでおもちゃを投げたり動かしたりして反応してあげてください。無視を続けてしまうと、猫はがっかりして別のいたずらを始めることもあるため、大切なコミュニケーションのチャンスとして捉えることが大切です。

獲物を捕まえた気分で見せにくる場合がある

猫には野生時代の狩りの本能が色濃く残っています。ぬいぐるみなどの柔らかいおもちゃをくわえて運ぶ動作は、仕留めた獲物を安全な場所(巣穴や仲間の元)へ持ち帰る行動に似ています。家の中で飼われている猫にとって、飼い主さんは信頼できる家族であり、群れのリーダーのような存在です。

そのため、「見て、こんなに大きな獲物を捕まえたよ」と自慢しに来ている、あるいは「大切な家族に獲物を分け与えたい」という献身的な気持ちが含まれている場合もあります。もし猫が誇らしげな様子でおもちゃを持ってきたら、たとえそれが古びたぬいぐるみであっても、素晴らしい成果を褒めるように優しく声をかけてあげてください。猫は自分の「狩り」が認められたと感じて、大きな満足感を得ることができます。

子猫のときの遊び方がクセになっていることも多い

子猫の時期に、母猫がおもちゃや獲物を運んでくるのを見て育った猫は、その行動を自然と模倣するようになります。また、兄弟猫と遊ぶ時におもちゃを独占して運ぶ遊びをしていた場合、大人になってもその習慣が抜けないことがあります。ぬいぐるみを持ってくる行動は、猫にとって安心感を得るためのルーチンワークになっている側面もあります。

特に、特定の柔らかい素材のぬいぐるみだけを運ぶ場合は、その感触が母猫の毛並みや兄弟の体温を思い出させ、精神的に落ち着く効果があると考えられています。猫にとってぬいぐるみを運ぶことは、単なる遊び以上の意味を持つ、非常にリラックスした幸せな時間です。飼い主さんのそばに持ってくることで、より一層の安心感を得ようとしているのです。

鳴きながら運ぶときは気持ちが高ぶっていることがある

ぬいぐるみをくわえながら「アオーン」と独特な声で鳴くことがあります。これは「狩猟後の雄叫び」に近い状態で、捕獲の成功を知らせる興奮状態にあることを示しています。あるいは、飼い主さんが別の部屋にいる時に、自分の居場所を知らせるために鳴きながら運んでくることもあります。

声がこもった状態で一生懸命鳴きながら歩く姿は、獲物を運ぶ真剣な気持ちの表れです。この時、猫は非常に高揚しているため、無理におもちゃを奪おうとすると興奮が加速することがあります。優しく名前を呼んで迎え入れ、猫が自らおもちゃを置くのを待ってから、その健闘を讃えてあげると、猫は満足して落ち着きを取り戻します。鳴き声に反応してあげることで、猫の孤独感や不安を解消する効果も期待できます。

猫が「持ってくる」を楽しみやすいおすすめぬいぐるみ系おもちゃ

猫がくわえて運びやすく、かつ「狩り」の満足度を高めてくれるおもちゃを紹介します。形状や素材にこだわることで、猫の運搬行動をより活発に引き出すことができます。

ペティオ けりぐるみ ワニ(細長くてくわえやすい)

猫が抱え込んで後ろ足で蹴る「けりぐるみ」ですが、ワニの形状は細長いため、猫が中央部分をくわえて運ぶのにも適しています。

商品名特徴公式サイトURL
ペティオ けりぐるみ ワニ細長くてくわえやすく、またたび入りで興味を引きやすいhttps://www.petio.com/

丈夫な生地で作られているため、運んでいる最中に噛んだり蹴ったりしても壊れにくいのが魅力です。

KONG キックルー(Kickeroo)シリーズ(抱えて遊びやすい形)

世界的に有名なコング社のキックルーシリーズは、猫が狩猟本能を全開にして遊べるように設計されています。

商品名特徴公式サイトURL
KONG キックルー(オリジナル)しっぽが付いた独特の形状で、猫が獲物として認識しやすいhttps://www.kongcompany.com/

適度なボリュームがあり、猫がしっかり抱きかかえることができます。しっぽの部分をくわえて引きずるように運ぶ姿が見られることもあります。

KONG Kickeroo Kitten(軽めで子猫でも扱いやすい)

子猫や小柄な猫のために設計された、小型で軽量なキックルーです。

商品名特徴公式サイトURL
KONG Kickeroo Kitten小さな口でもくわえやすく、子猫の初めてのおもちゃに最適https://www.kongcompany.com/

中にキャットニップが入っており、興味を惹きつけます。持ち運びの練習をする時期の猫にぴったりのサイズ感です。

KONG Kickeroo Cuddler(カシャカシャ音で興味を引きやすい)

内部にカシャカシャと音が鳴る素材が入っており、触れるたびに猫の好奇心を刺激します。

商品名特徴公式サイトURL
KONG Kickeroo Cuddler触り心地の良いフリース素材で、音と感触の両方を楽しめるhttps://www.kongcompany.com/

鳴り物が入っているおもちゃは「獲物が生きている」感覚を再現するため、くわえて運ぶ時の満足感がより高まります。

KONG Kickeroo Cactus(細長形状で転がしやすい)

サボテンをモチーフにしたユニークな形状のキックルーです。凹凸があるため、猫がどこからでもくわえやすくなっています。

商品名特徴公式サイトURL
KONG Kickeroo Cactus独特のフォルムが猫の狩猟意欲をそそり、運びやすいhttps://www.kongcompany.com/

見た目の可愛らしさだけでなく、猫が掴みやすい厚みに調整されているのがポイントです。

MeowMate 猫用おもちゃ 蹴りぐるみ(大きめで抱えやすい)

リアルな魚のプリントなどが施された大きめのぬいぐるみおもちゃです。

商品名特徴公式サイトURL
MeowMate 蹴りぐるみ存在感のあるサイズで、大きな獲物を運ぶ満足感を与えられる

大型の猫でも満足できるサイズ感で、しっかりと「獲物感」を味わうことができます。

ぬいぐるみを持ってくる行動を上手に活かす遊び方と注意点

猫が持ってきたぬいぐるみをただ眺めるだけでなく、遊びの中に上手に取り入れることで、猫の狩猟本能を正しく発散させることができます。安全に、そして猫が満足できる遊び方のコツをご紹介します。

持ってきたら褒めて短時間だけ遊ぶと満足しやすい

猫がおもちゃを持ってきた時は、まず「持ってきたこと」を存分に褒めてあげてください。優しく声をかけたり、頭を撫でたりすることで、猫は自分の行動が歓迎されたと感じ、達成感を得ることができます。その後、そのおもちゃを使って5分から10分程度の短い遊び時間を設けると非常に効果的です。

猫の集中力は長くは続かないため、だらだらと遊ぶよりも「持ってきたらすぐに楽しく遊んでもらえた」という即時性が重要です。このサイクルを繰り返すことで、猫は運動不足を解消できるだけでなく、飼い主さんとの絆を深めることができます。満足した猫は、遊び終わった後に穏やかに眠りにつくことが多くなります。

投げる距離は短めから始めて成功体験を作る

「持ってくる」という行動を「持ってこい(フェッチ)」の遊びに発展させたい場合は、最初から遠くに投げすぎないことが大切です。まずは猫がすぐにたどり着ける1〜2メートル程度の距離に投げ、おもちゃを拾い上げたら大げさに褒めましょう。

猫がおもちゃをくわえたまま飼い主さんの元に戻ってきたら、ご褒美として撫でてあげたり、おやつを一粒あげたりするのも良い方法です。遠くに投げすぎると、猫が途中で飽きてしまったり、おもちゃを見失ったりして成功体験を積むことができません。徐々に距離を伸ばしていくことで、猫は「持ってくればまた投げてもらえる」というゲームのルールを理解し、お互いに楽しい時間を過ごせるようになります。

独占が強い子は取り上げず交換ルールを作る

猫の中には、自分が持ってきたおもちゃを強く守ろうとする(リソースガーディング)個体もいます。おもちゃを渡したくないのに、遊びたくて持ってくるという矛盾した行動をとることもあります。この時、無理におもちゃを奪い取ろうとすると、猫は「取られる」と警戒してしまい、次から持ってこなくなるかもしれません。

独占欲が強い子の場合は、もう一つ別のおもちゃを用意して「交換」のルールを作りましょう。持ってきたおもちゃの近くに別のおもちゃを投げたり、おやつを提示したりして、自発的におもちゃを口から離すのを待ちます。無理強いせずに、猫が自分から「渡しても損をしない」と思える環境を作ることが、スムーズに遊びを続けるためのコツです。

破れ・誤飲が心配なら素材と縫製を見直す

ぬいぐるみを運んだり蹴ったりする遊びでは、おもちゃの耐久性が非常に重要です。猫の牙や爪は鋭いため、安価なぬいぐるみだとすぐに破れて中綿が出てしまうことがあります。中綿を食べてしまうと腸閉塞などの重大な事故に繋がるため、常に破損がないかチェックしてください。

特に、ボタンのようなプラスチックパーツや、取れやすい飾り(紐や羽など)が付いているものは誤飲のリスクが高いため注意が必要です。猫が激しく遊ぶ場合は、最初からペット専用の頑丈な縫製が施されたものを選び、ボロボロになったおもちゃは早めに買い替えるようにしましょう。安全な素材のものを選ぶことが、愛猫の健康を守りながら楽しく遊ぶための基本です。

猫がぬいぐるみを持ってくる行動のポイントまとめ

猫がぬいぐるみを持ってくる行動は、飼い主さんへの深い信頼と、遊びを求める健全な本能の表れです。足元に運ばれてきたおもちゃは、猫からの「遊ぼう」「見て」という大切なメッセージです。

この行動が見られた時は、優しく褒めてあげて、短い時間でも集中して遊ぶ時間を持ちましょう。くわえやすい形状のおもちゃを選び、安全面にも配慮することで、室内飼いの猫に不足しがちな運動量や刺激を補うことができます。猫のサインを丁寧に見極め、遊びを通じてより豊かな信頼関係を築いていってください。“`

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この記事を書いた人

ペットは一緒にいるだけで心がやすらぐ存在ですよね。犬や猫、小動物や観賞魚を中心に、しぐさの意味や、フードやケア用品の選び方、季節ごとの過ごし方など分かりやすく紹介します。かわいさに癒されながら、毎日が少しラクになるヒントが増えるサイトを目指しています。ペットとの時間がもっと愛おしくなるきっかけを増やしたいです。

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